新築実例
駒新町の家
世界企業である「TOYOTA」のお膝元 豊田市。
豊田市は愛知県で最も面積が広く北側の市境は長野・岐阜両県に接している。そんな豊田市の南端。企業城下町とは思えないのどかな田園風景の一角にある傾斜地、全面道路から旗竿の斜路を距離にして20m、高低差にして3m程上がった見晴らしのいい平場に「駒新町の家」は建っています。
敷地を初めて訪れた時、南東方向に開けた長閑な景色を見て、2階リビングを持つのびやかな住まいがいいなぁと感じました。住まい手からは楽器を演奏しても困らないような趣味の部屋(書斎)が欲しいと伺っていたので、何とか「離れ」的なスペースを確保できないかなと思案した結果、2階の生活スペースからインナーテラスを介して「離れ」となる書斎を持つプランが出来上がりました。
将来的にはガレージの屋根上に物見台を増設して、インナーテラスから行き来できるように・・・という楽しみ方も勝手に想定しています。
「駒新町の家」 2020年竣工
所在地:愛知県豊田市
建築面積:71.60㎡
延床面積:124.46㎡
Ua値:0.45W/m2K
Q値:1.73W/m2K
C値:
η値:ηAC値 2.2、ηAH値 1.5
耐震等級:等級3
主な仕様
外部
外壁:そとん壁スチロ鏝仕上げ
屋根:ガルバリウム鋼板平葺き
内部
床:杉本実板t-15
壁:ウォーロ塗り
天井:Jパネルt-36アラワシ
サッシ:LW+LowEペア硝子(G12)、SAMOS X+LowEペア硝子(G12)
断熱
屋根:フェノバボードt-90
外壁:セルロースファイバー t-100吹込み
基礎:ミラフォームt-75設計・監理:神谷建築スタジオ
施工:トコロ
木材:野地木材工業
家具:oguma
作庭:小笠原庭園
撮影:今西浩文