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庭をつくる…

         

 

神谷建築スタジオではどんなに敷地が狭くても、計画段階で庭をつくるようにしています。それは住宅とは生活を豊かに包み込む器であるべきだ、と考えるからです。その豊かさを効果的に演出してくれるのが「庭」です。
別に日本庭園のような大きなものを「庭」といっているのではありません。小さなデッキに1本の高木と数種類の低木。これだけで十分な庭が出来上がります。植物はともすると忘れがちな、季節の移り変わりをちゃんと教えてくれます。彼らの生命力を感じながら生活をしていく、こんなに豊かなことはありません。実のなる樹を植えるのも楽しいものですよ。
また街並みという観点からも、庭は重要です。建築はそれ単体で社会に存在するものではありません。絶えず社会との係わり合いを要求されますし、それらと隔絶されて存在することはできません。建物の外観をそろえるとか、高さをそろえるとか、様々な手法がありますが、神谷建築スタジオでは庭をつかった街との関わりあいを提案します。道から見える場所に樹を植える。春に花を咲かせる樹・夏に木陰を提供する樹・小鳥たちのさえずりを提供する樹…。なんでも構いませんが、街に対して樹を植える。それだけで街が生き生きとしてきます。100世帯なら100本の樹。街のスケールで考えればこれは立派な林です。樹があれば様々な生物が街にやってきます。人間だけが住んでいる街は気持ちが悪いものです。
多様な生物と一緒に暮らす。これが健康的な生活だと私たちは思っています。

 

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●はじめに

●最低でも

●つくり過ぎない

●メンテナンス

●押付けない

   

●ザックリと

●風が通る

●庭をつくる